三分一湧水は、山梨県北杜市長坂町小荒間にある湧水で、湧き出す水を三等分して農業用水として利用していました。
武田信玄が、流水を等分するために分水枡の湧出口に三角石柱を築いたと言われています。
三分一湧水の地図です。
五郎兵衛用水は、市川五郎兵衛真親が、佐久平の原野に水田を開発するために、江戸初期の1631年(寛永8年)頃に、私財を投じて完成させた全長20kmの用水路です。
五郎兵衛用水については、五郎兵衛用水のWebページで紹介しています。
西天竜幹線水路 円筒分水群は、天竜川西岸段丘を潅漑するため、昭和初期に建設された全長26kmの幹線用水路です。
水を公平に分配するため、30基以上の円筒分水が現在でも使われています。
西天竜幹線水路については、西天竜幹線水路のWebページで紹介しています。
西天竜幹線水路の地図もあります。
四ヶ堰は、松本市芳川地区の村井町、小屋、野溝、平田の旧四村を潅漑する用水路です。
四ケ堰円筒分水は、用水を公平に分水するために造られました。
四ケ堰円筒分水の地図です。
瀬戸川用水は、1585年(天正13年)に金森氏により築かれた用水です。
瀬戸川用水は、岐阜県飛騨市古川町壱之町の弁財天堂付近で、宮川の支流の荒城川から取水し、白壁土蔵と社寺の石垣の中を流れ、岐阜県飛騨市古川町杉崎で宮川に流れています。
瀬戸川用水は、疏水百選に選ばれています。
瀬戸川用水の地図です。
箱根用水(深良用水)は、神奈川県の芦ノ湖の水を静岡県裾野市に引くために、1670年(寛文10年)に造られた用水です。 箱根用水(深良用水)については、箱根用水(深良用水)のWebページで紹介しています。
源兵衛川は、戦国時代に寺尾源兵衛よって建設された、全長1.5kmの農業用水路で、疎水百選に選ばれています。
源兵衛川は、静岡県三島市一番町にある楽寿園から湧き出る富士山の伏流水を源流としています。
源兵衛川は、三島市内を通り、中郷温水池まで流れています。