小田井用水は、江戸時代に、大畑才蔵が紀の川の河岸段丘に水を通すために造った用水です。 和歌山県橋本市高野口町小田の小田頭首工から和歌山県岩出市までの約36kmの長さがあります。 小田井用水は、疎水百選、世界かんがい施設遺産になっています。
小田井用水は、和歌山県橋本市高野口町小田にある小田頭首工から取水しています。
和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降では、中谷川水門により、中谷川と交差しています。 中谷川水門は、1912年(明治45年)に造られたサイフォン式の煉瓦アーチで、国の有形登録文化財に指定されています。
中谷川水門近くの小田井用水は、初桜酒造の前を流れています。 初桜酒造は、1912年(大正元年)に造られた建物で、国の有形登録文化財に指定されています。
和歌山県伊都郡かつらぎ町笠田東では、堂田川の上を横断するため、赤煉瓦の小庭谷川渡井が造られました。 小庭谷川渡井は、1909年(明治42年)に赤煉瓦造りに改修された橋で、国の登録有形文化財に登録されています。
和歌山県紀の川市西野山では、龍之渡井で穴伏川を渡っています。 龍之渡井は、1919年(大正8年)に改修された煉瓦アーチの橋で、国の有形登録文化財に指定されています。
和歌山県紀の川市西三谷では、木積川渡井で木積川を渡っています。 木積川渡井は、1914年(大正3年)に造られた煉瓦アーチの橋で、国の有形登録文化財に指定されています。