二ヶ領用水は、江戸時代初期の1611年(慶長16年)に、川崎領と稲毛領の新田開発のために造られました。
総延長は約32kmあり、現在の川崎市のほぼ全域を流れています。
二ヶ領ネットワークのWebページから、二ヶ領用水散策マップをダウンロードできます。
二ヶ領用水は、神奈川県川崎市多摩区布田にある二ヶ領上河原堰の中野島取入口から取水しています。
二ヶ領用水は、神奈川県川崎市多摩区登戸付近を流れています。
二ヶ領用水は、神奈川県川崎市多摩区宿河原にある宿河原堰堤の宿河原堰取入口からも取水しています。
宿河原堰堤から流れる二ヶ領用水は、宿川原用水とも呼ばれています。
神奈川県川崎市高津区久地には、二ヶ領用水久地円筒分水があります。 以前は、久地分量樋によって、久地堀、六ヶ村堀、川崎堀、根方堀の4つの堀に分水していましたが、水争いが絶えませんでした。 そこで、1941年(昭和16年)に円筒分水が造られました。 二ヶ領用水久地円筒分水は、国の登録有形文化財になっています。