慶州は人口は約25万人の新羅王朝があった歴史の古い町で、世界遺産や国宝が多数あります。 新羅は、高句麗、百済とともに、朝鮮の三国時代にあった国です。 慶州には、人口より多い約35万本の桜の木があります。
仏国寺は、慶州にある世界遺産にも認定された、西暦774年に建立された寺です。 天王門では、四天王が寺院を守っています。
大雄殿に入る紫霞門の前には、国宝に指定されている青雲橋と白雲橋があります。 また、極楽殿に入る安養門の前にも、国宝に指定されている蓮華橋と七宝橋があります。
大雄殿は、仏国寺の本堂にあたる建物で、釈迦三尊仏が安置されています。 本来は紫霞門を通って入るのですが、文化財保護のため横から入ります。 大雄殿の前には、国宝に指定されている多宝塔と釈迦塔があり、裏側には、華厳経の講義を行うための無説殿があります。 また、大雄殿を囲む回廊には、木魚と法鼓が置かれています。
大雄殿の隣には、極楽殿があり、阿弥陀仏が安置されています。 本来は安養門を通って入るのですが、文化財保護のため横から入ります。
古墳公園「大陵苑」は、新羅時代の王や王妃や貴族などの古墳が点在する公園です。 2基の円墳が併設された皇南大塚や、天馬図が発掘された天馬塚などがあります。 皇南大塚は、北側に葬られた女性の方が位が高かったそうです。
雁鴨池(月池)は、西暦674年に造られたとされる、大小3つの築島のある広大な人工池です。 池のほとりには、臨海殿(東宮)と呼ばれる建物がありました。 池の水の取水施設には、砂を沈殿させる石組みなども残っています。
釜山は、人口約350万人の、ソウルに次ぐ大韓民国で2番目の都市です。 釜山港への船は、広安大橋の下を通って出入りします。