グアムでは、セスナ機(セスナ172N)の体験操縦ができます。
隣にパイロットが乗り、管制塔との交信、エンジン始動、離着陸時のラダーペタルの操作やフラップの操作など、難しいことはやってもらえます。
ただ、離陸から着陸まで操縦桿の操作はすべて行えるので、飛行機を操縦している気分は味わえます。
体験操縦の料金は、225ドルで、1時間弱の飛行が楽しめます。
グアム国際空港には、米軍のF15イーグル戦闘機もいました。
フルスロットルにして、速度が60ノット(約110km/h)になったら、操縦桿を引くと離陸します。
速度計は、対気速度をノットで表しています。1ノットは、約1.852km/sですから、2倍弱すればkm/sに換算できます。
高度計は、フィートで表しています。1フィートは、約3.048mですから、約1/3にすればmに換算できます。
離陸すると、グアム国際空港、タモン湾、恋人岬などが見えます。
基本操作は、操縦桿を引くと上昇し、操縦桿を押すと下降します。
水平線とダッシュボードを見て水平を保ち、速度計を見ながら一定速度で飛ぶようにします。
グアム島の北端のリティディアン岬上空と南端のココス島上空は訓練空域となっていて、操縦桿とラダーペダルを使って、機体を傾けて左右に旋回したりさせてもらえます。
操縦桿を左に切り30度ぐらい傾けて、左のラダーペダルを踏むと左旋回します。
グアムの北東部にある、アンダーセン空軍基地の上空を通過します。
アンダーセン空軍基地には、輸送機などがいるのが見えました。
さすがに空軍基地の真上を飛ぶわけにはいかないので、基地の周りを飛びます。
グアムの北部のリティディアン岬は、スターサンドビーチと言われる、星砂の浜です。
恋人岬やタモン湾やアガニア湾を海側の上空から眺めることができます。
内陸部には、グアム国際空港も見えます。
南部の山々、タロフォフォの滝、タロフォフォ川沿いのジャングルも見ることができます。
セスナ機の操縦は、パイロットが隣に乗った状態で、操縦桿などの操作を行うことができます。
着陸時も、自分で操縦桿を操作して着陸します。
管制塔との交信、ラダーペタルの操作やフラップの操作などは、隣のパイロットが行ってくれます。
着陸進入時は、速度約90ノット、下降率約500フィート/分で下降していきます。
下降率は、昇降計を見ながら操縦桿を調整します。
昇降計は、1目盛が100フィート/分で表されています。
着陸時は、60ノットあたりまで減速し、操縦桿を少し引き、着陸します。
ちょっと衝撃はありましたが、無事、着陸できました。