国道157号線は、石川県金沢市から岐阜県岐阜市までの203kmを結ぶ国道です。
金沢市から谷峠を谷トンネルを抜け、勝山市、大野市を経由して、温見峠を越えて岐阜市に至ります。
金沢市から、鶴来町までは、国土交通省の直轄区間です。
国道157号線の起点は、石川県道路元標のある橋場町でもなく、県庁などがある香林坊でもありません。
その間にある武蔵ヶ辻、交差点名は「むさし」です。
武蔵ヶ辻となったのは、JR金沢駅に最も近いからでしょうか?
武蔵ヶ辻を出ると、左手に前田利家を祭る尾山神社が見えます。
国道157号線起点の武蔵ヶ辻 | 国道157号線から尾山神社を見る |
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香林坊、片町といった、金沢の繁華街を通過すると、犀川大橋があります。 犀川大橋は、鋼トラス橋で、国の登録有形文化財(建造物)に登録されています。
国道157号線犀川大橋 |
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勝山市内は、国道416号線から4車線になっています。勝山市内を大野市方面に行くと、左手に巨大な越前大仏が見えます。九頭竜川を渡りトンネルを抜けると大野市です。
国道157号と勝山市内(越前大仏) | 国道157号と九頭竜川鉄橋(下荒井橋) |
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石川県と岐阜県境にある温見峠は、1車線でとても国道とは思えないような道です。金沢から岐阜へ行く場合は、国道157号線ではなく、国道158号線と国道156号線を経由した方が、圧倒的に早いです。