北陸新幹線の白山総合車両所の一般公開があったので行ってきました。
仕業・交番検査庫には、W7系の新幹線が入線していて、車両を下側から見ることができます。
また、除雪車なども展示されていました。
車体昇降装置には、各車両の台車の位置にある油圧ジャッキと、各車両の両端側面にある油圧ジャッキがあります。
クレーンで吊り上げるわけではありませんので、面白さは減ってしまいましたが、油圧ジャッキを連動させることで8両の車両を同時に昇降させることができますので、作業効率は上がります。
今回は、台車の位置にある油圧ジャッキによる車体の昇降実演が行われていました。
トラバーサーは、複数の線路間で車両を移動させる装置です。
今回は、W7系の先頭車両の移動実演が行われていました。
このW7系の先頭車両は、連結器部分のカバーが外されていましたので、カバー内に格納されている連結器も見ることができました。
津幡町に新幹線の見える丘公園があるので、行ってみました。
北陸新幹線は、ほとんどが高架とトンネルなので、新幹線の見下せる場所は意外と少ないです。
そのためか、多くの人が見にきていました。
案内板には、時刻表の他、速度の計算方法も掲載されていて、分かりやすいです。
試しに、速度を測ってみると、時速200km~260km程度で走っていました。
2015年3月14日(土) 北陸新幹線が、金沢まで開業しました。 4歳の息子も「新幹線に乗りたい」と言うので、富山まで行ってきました。 開業初日ということもあり、入場券を購入する人の列がすごかったですが、乗車券の列はそれほどでもなく、自由席にも空席があり窓側に座れました。
北陸新幹線の当初の計画では、新長野(篠ノ井)、白馬を通り、東京-金沢間が1時間台になるはずだったのですが、新潟県を通るために大きく迂回し、小諸市を避けるために迂回することになってしまったために、最速でも2時間半もかかります。特急「かがやき」が走っていない昼間の場合は3時間もかかってしまいます。
金沢駅で特急「はくたか」に乗り、新高岡駅で特急「つるぎ」に乗り換えて、富山駅に行ったため、約20分で到着するところが1時間もかかりました。
それでも、在来線や高速バスと同じぐらいの時間ですし、新高岡駅の待ち時間で、高速で通過する新幹線を2本も見れたので、息子も大喜びでした。
新高岡駅では、通過する新幹線の写真を撮ったのですが、新幹線が速い上にホーム内が暗いため綺麗に撮れませんでした。
そこで、動画で撮ってみましたので、下の写真をクリックしてみてください。
富山駅は、新幹線の開通で大きく変わっていました。
一番大きく変わったのは、路面電車の駅が新幹線の駅の下に移動したことです。
新幹線の改札口の向かい側に路面電車のホームができていました。
在来線の高架化が完成する5年後には、ポートラムとも接続されて、さらに便利になるようです。
ただ、北陸新幹線が開業したため、富山県から大阪方面に向かうのは不便になります。
特急「サンダーバード」が金沢止となってしまうため、乗り換えなければならなくなります。
富山-金沢間は、今まで40分程度のところが20分程度になりますが、乗り換え時間を考えると、あまり変わりません。
高岡の場合は新高岡駅から城端線に乗り換えなければならないため、今までよりも時間もかかってしまいます。
独占事業に近い公共交通で、利用者よりも会社の利益しか考えないJRの経営方針はどうかと思います。
新幹線と在来線を合わせて利用者が使いやすい交通体系を作って欲しいものです。
2014年4月11日(金) 北陸新幹線のW7系が、神戸の川崎重工業兵庫工場から海上輸送され、金沢港無量寺埠頭に到着しました。
先頭車両は、はやぶさと同じくグランクラスとなっています。
台車の代わりに、道路を走るためのタイヤが付いています。
船からは、2台のクレーンで吊り下げ、降ろされます。
1隻に2両ずつ、3隻の貨物船で搬送されてきたようです。
台車の代わりのタイヤを付けた状態で、トレーラーに牽引されて、白山総合車両基地まで運ばれます。
到着した車両は6両ですが、トレーラーは3台しかいないため、2回に分けて、深夜に陸送されるようです。
2014年4月12日(土) 午前1時半ごろ、北陸新幹線のW7系を乗せたトラックが、無量寺埠頭から出てきました。
陸送は、鉄道マニアぐらいしか見に来ないと思っていましたが、多くの人が集まってきていました。
新幹線は、長さ25mもあるので、道路を走っているのを見ると、その巨大さに驚きます。
2014年6月7日(土) にも、北陸新幹線の陸送が行われました。