幼稚園児の息子を連れて、富士宮口から富士山に登ってきました。
高山病が心配だったので、標準タイム4時間半のコースを、10時間かけてゆっくりと登りました。
日本各地の山城、奥獅子吼山、医王山、立山など、いろいろな山に登ってきましたが、やはり富士山は違いますね。標高が高いというのもありますが、岩だらけの斜面を、ひたすら登らなければなりません。
小屋泊まりですが、3人分の水として7.5リットルほど持って登ったので、久しぶりに15kg以上の荷物となりました。ゆっくり登ると、それだけ長い時間、重い荷物を持たなければならないため、肩が少し痛くなりました。
天気予報では2日とも「晴れ」だったのですが、2日目の天気予報は「雨」に変わっていました。日本近海にあった3つの熱帯低気圧が台風に発達してしまったことが、天気予報が大きく外れた原因みたいです。ただ、普通の台風ならば北東に移動するため直撃となってしまうのですが、西に移動してくれたため最悪の事態は避けられました。昔はラジオの天気予報を聞いて天気図を書かなければならなかったのですが、富士山はインターネットで天気図が見れるため、すごく楽です。
4時に起きて、お鉢めぐりもする予定だったのですが、気温が上がる7時過ぎまで待って、雨風の中を一気に下山することにしました。幼稚園児にこの過酷な状況に耐えられるか心配でしたが、なんと3時間ちょっとで下山できました。我が子ながら、すごいと思いました。