石川県、福井県などに分布する手取層群は、日本で最も多くの恐竜の化石が発見されている地層です。福井県勝山市には、福井県立恐竜博物館があり、年間50万人以上の人が訪れる人気施設になっています。黒川紀章氏設計の建物もエスカレータと階段が恐竜を思わせるデザインになっていて、一見の価値があります。
恐竜は骨盤の形状によって竜盤目と鳥盤目に分類されるようです。竜盤目には獣脚類、竜脚類が含まれ、鳥盤目には、鳥脚類、角竜、剣竜、鎧竜(曲竜)、堅頭竜が含まれます。あと、私が恐竜だと思っていた、翼竜、鰭竜(首長竜)、魚竜は、学術的には恐竜ではないそうです。
あと、福井県立恐竜博物館は、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」のロケ地として使われました。
獣脚類には、ティラノサウルス、カルノサウルス、アロサウルスなどがいます。 実物大の恐竜が動くジオラマは、迫力満点です。
福井県では、獣脚類のフクイラプトル、鳥脚類のフクイサウルス、竜脚類のフクイティタンなどが発掘され、骨格標本があります。 フクイラプトルは、動くジオラマもあります。
竜脚類には、ブラキオサウルス、ディプロドクス、マメンチサウルスなどがいます。 中国の馬門峡で発見されたマメンチサウルスは、ブラキオサウルスよりも首が長いです。
鳥脚類には、イグアノドン、マイアサウラ、パラサウロロフスなどがいます。
角竜には、トリケラトプス、プロトケラトプス、スティラコサウルス、カスモサウルスなどがいます。
剣竜には、ステゴザウルスなどがいます。 有名なステゴザウルスではなく、同類の恐竜が展示されていました。