国道156号線

国道156号線

 国道156号線は、岐阜県岐阜市から、長良川に沿って北上し、五箇山を越えて富山県高岡市に至る、213.1kmの国道です。
 白鳥町から、荘川町の間は、国道158号線との重複区間となります。 付近には、ダイナランド、高鷲スノーパーク、ひるがの高原などのスキー場が、たくさんあります。
 荘川町を過ぎると、ロックフィル式ダムとして有名な、御母衣(みぼろ)ダムがあります。 御母衣ダムは、冬は雪で真っ白ですが、夏は石を積み重ねて作られたダムを見ることが出来ます。

荘川町付近の国道156号線と国道158号線の重複区間 国道156号線と御母衣ダム
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 五箇山には合掌造りの家が残っていて、世界遺産にも登録されています。

白川村付近の国道156号線 荻町付近の国道156号線から見た合掌造りの家
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 庄川にかかる合掌大橋で、岐阜県から富山県に入ります。 しかし、ここから、県境入組み区間となっていて、岐阜県と富山県の県境が入れ替わりるため、県境の標識を7回も見ることができます。

合掌大橋 岐阜県と富山県の県境入組み区間
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 また、庄川沿いには船でしか行けない大牧温泉があります。 国道156号線も庄川沿いを走っているのですが、大牧トンネルで通過してしまうため、国道から見ることはできません。 小牧ダムのところに、大牧温泉行きの乗船場があります。

国道156号と大牧付近 国道156号と小牧ダム
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 砺波平野は、散村と言って、家と家が離れて建っています。 砺波市から、終点高岡市までは、JR城端線と並走しています。
 また、砺波はチューリップの産地で、毎年5月には、チューリップフェアが開催されています。
 砺波平野には、きれいに花の咲いているチューリップ畑もありますが、無造作にチューリップの花が捨てられている畑も多いです。 これは、花があると、大きな球根が育たないため、花を摘んでしまうためです。

砺波のチューリップ畑とJR城端線と国道156号線陸橋 捨てられたチューリップの花
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 高岡市内では、国道156号線を、加越能鉄道の路面電車が走っています。
 高岡市内の国道8号交点が終点となります。

高岡市内の加越能鉄道 国道156号終点
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