アイコン型プログラミング(PETS、LightBot)

 アイコン型プログラミングは、アイコン等のブロックを並べていくだけでプログラムができるツールのことです。

PETS(ペッツ)

 PETS(ペッツ)は、様々な矢印の付いたブロックを並べることにより、立方体のロボットを動かすことができます。命令ブロックには「前進」「後退」「右回転」「左回転」「繰り返し」の5種類があります。
 立方体のロボットを命令ブロックで動かし、マス目の書かれたシートの上にある「爆弾」を避けながら、「ケーキ」を取って「お城」まで行くという課題を解いていきます。ロボットに設定できる命令ブロックの数には上限がありますので、最適な経路を通ってゴールする必要があります。このようなゲームをしながら順次処理や繰り返し処理を学ぶことができます。自分を基準にして命令ブロックを並べるのではなく、ロボットを基準にして命令ブロックを並べる必要があるため、プログラム的な思考を身につけることができます。
 文字がないため、幼児でもプログラミングをすることができるという特徴もあります。


 写真は、右下にあったロボットを「右回転」「前進」「前進」「左回転」「前進」「前進」「右回転」「前進」「前進」というブロックを配置することで、すべてのケーキを取って、お城に向かっているところです。

LightBot

 PETSは、大きなロボットが必要ですので、同様のことができるアプリを探してみたところ、「LightBot」というアプリがありました。これは、PETSと同じく、ロボットの移動方向を命令ブロックのアイコンを配置することでプログラムするアプリです。命令ブロックには「前進」「後退」「右回転」「左回転」「ジャンプ」「繰り返し」の6種類があります。
 スマートフォンの画面上のロボットを命令ブロックで動かし、すべての青いマス目でライトを点灯させていくという課題を解いていきます。使える命令数には上限がありますので、効率よくルートを考える必要があります。


 LightBotには、高さの違うマスにジャンプするという命令もあります。


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