DIY (Do It Yourself)

可動式パーゴラの製作

 イレクターパイプという、プラスチックでコーティングされたスチールパイプを使って、可動式パーゴラを製作しました。このパーゴラには、3つの機能があり、季節によって切り替えることができます。
 1つ目は、夏の日差しを避けるオーニングとしての機能です。2つ目は、春から秋までの雨の日でも窓が開けられる雨よけ機能です。雨の日でも風を取り入れることができますし、窓を開けていて急に雨が降り出しても部屋に水が入ることがほとんどだくなります。3つ目は屋根雪から網戸を守るガード機能です。雪が多く積もる地域では必須の機能です。

 オーニングは、以前、製作したオーニングをパーゴラの上に乗せただけです。柱があるので、単なるオーニングよりも、下の空間が広がりましたので、庭でベーベキューをしたりすることができます。

パーゴラにオーニングを設置
下から見たオーニング

 パーゴラの窓の部分には、取り外し可能な透明なポリカを設置して、雨よけとなります。長さは90cmありますし、窓の端よりも30cm以上広くしてあるので、横からの雨の侵入も防ぐことができます。幅135cm、高さ220cmの大きな掃き出し窓ですが、雨が入って来ることは少ないです。
 雨よけがたわまないように、取り外し可能な補強用の棒も入れてあります。

パーゴラに雨よけのポリカを設置
部屋の中から見た雨よけ

 冬になると、パーゴラを雪ガードに変形させます。窓の上部が回転するようになっていますので、ネジをゆるめて倒します。ただ、雨よけと雪ガードでは、ポリカの位置が違いますので、ポリカと補強用のバーも移動する必要があります。また、このパーゴラは、台風の強風には耐えられませんので、台風が来ると、雪ガードに変形させておく必要があります。
 大雪時には、大量の屋根雪が落下してきますので、この雪ガードは大活躍でした。もし、雪ガードがなかったら、網戸がやぶれていたか、たわんでしまったと思います。

パーゴラを雪ガードに変形
大雪時に活躍した雪ガード

材料

 材料費は、下記の様な物を買い、全部で2万円弱でした。 イレクターパイプを加工するためには、パイプカッターと接着液が必要ですが、私は所持しているので、それを利用しました。 オーニングは、下記で紹介したオーニングの再利用となります。

品名価格
イレクターパイプ 3000mm 3本約1,500円/本
イレクターパイプ 2500mm 5本約1,200円/本
イレクターパイプ 1500mm 1本約750円/本
アジャスター 2個約700円/個
プラジョイント 15個約200円/個
金属ジョイント 4個約500円/個
ポリカーボネイト板 1枚約2,000円/個

オーニングの製作

 夏の日差しは暑く、遮熱しないとエアコンの効きも悪くなってしまいます。 そこで、オーニングを製作してみました。 市販のオーニングを取り付ける方法もありますが、5mx2mのサイズは売っていませんし、オーダーメイドだと高価になってしまいます。 しかも、数年で汚れが目立つので、安く製作して、汚れたら新品交換するのが理想です。

オーニング全景
遮光シートの端処理

材料

品名価格
遮光率90%の農業用遮光シート(切り売り)約300円/m
太さ3mmの対候性ロープ(切り売り)約20円/m

 遮光シートを5m、ロープを15m購入しましたが、2,000円以下でした。
 私は、遮光性能を重視したので、遮光率90%の黒色にしましたが、明るさを重視するのであれば、遮光率40%の白色に変更できます。 ロープは、炎天下でも劣化しにくい対候性のものを選ぶようにしてください。

製作方法

 農業用の遮光シートは、端処理がされていませんので、端処理をする必要があります。 そこで、遮光シートの端を折り曲げ、ロープで縫いました。 遮光シートを折り曲げることで、強度も上がりますので、遮光シートを取り付ける上部と、ロープで引っ張る両サイドに対して、端処理を行いました。 ロープで縫うときは、ロープの先に5cm程度の細い棒をテープで取り付け、それを針にして5cmぐらいの間隔で縫っていきます。 縫うのが面倒なときは、間隔を10cmぐらいにすると、手間が半分になります。
 端処理が終わったら、ロープで張って完成です。 遮光シートが余った分は、サイドに垂らしておき、少しでも横からの光を遮れるようにしました。

ルーバー窓の製作

 テラス戸や窓を開けておくと、雨が入ってくるため、雨の日は開けることができません。 ルーバー窓であれば、多少の雨であれば雨が入ってくることはありませんので、雨の日でも風を通すことができます。
 そこで、ホームセンターで売っているルーバーラティスを使って、テラス戸や窓をルーバー化してみました。
 外側の窓レールにルーバーラティスをハメ込む方式ですので、出かけるときなどは、窓を閉めることができます。欠点があるとすれば、窓にルーバーラティスを取り付ける分だけ部屋が暗くなる点と、窓を全開にできなくなる点ぐらいだと思います。
 一般的に、ルーバー窓は気密性が低く、冬は寒かったり、露が付いたりしますが、この方式の場合は、気密性が下がることもありません。

テラス戸のルーバー化
引違窓のルーバー化

材料

品名価格
ルーバーラティス(1800x300mm)約3,000円
角材(900x30x30mm)約200円
塗料 

製作方法

 ルーバーラティスを「窓レールの開口高さ+10mm」のサイズにします。 180cmのテラス戸の場合は、ルーバーラティスがそのまま使える場合もありますが、高さが足りない場合は角材を継ぎ足します。普通の窓の場合は、ルーバーラティスを切断し、切断面に角材を取り付ければOKです。
 次に、ルーバーラティスを窓レールにハメ込むため、のこぎりを使って上部に10mm下部に5mmの切込みを入れます。 切込みの位置は、ルーバーラティスの中央が望ましいですが、窓がちゃんと閉まるかどうかを確認して位置を決めて下さい。
 最後に塗装して、上の窓枠に差し込んでから、下のレールに乗せると完成です。

下駄箱の修理

 下駄箱の天板に、テープを剥がした跡がくっきり残ってしまいました。

修理前の天板
修理後の天板

材料

品名価格
壁紙シール(切り売り)約100円/m

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